万灯行列とは?

 万灯とは、多くの灯明をともして仏や菩薩を供養し、すべての人の罪障を懺悔(さんげ)し、滅罪を祈願する法会のこと。日本の初例は651年宮廷で開催されたといわれる。(世界大百科事典 第2版より)

 ”万灯行列”は、日々の生活における自己の反省、他者への感謝を万の灯火に込めて練り歩く行列です。
特に東京・池上では、日蓮聖人御命日の御逮夜である10月12日に、街を挙げての万灯行列が行われており、毎年全国から約30万人の参詣者が訪れます。【リンク→池上本門寺HP

 行列では、万灯を引きながら纏(まとい)や笛、当たり鉦、そして団扇太鼓を鳴らしながら参詣のために練り歩きます。昔は簡単なものだったようですが、現在では、五重塔や三重塔を模した万灯や、独特の形にした万灯など、参加者団体により様々で、見ているだけでも飽きません。因みに万灯に飾られる紙花は、桜花を模しています。これは、日蓮聖人がお亡くなりになった10月13日、庭の桜が季節外れの花を咲かせたという伝説に由来しており、万灯に限らず仏壇等にも飾られています。

2017年02月16日